あちゅう

紙の月のあちゅうのレビュー・感想・評価

紙の月(2014年製作の映画)
3.8
一見理想的な結婚生活のように見えて遠い夫婦間から浮気さらには横領を犯してしまう梅澤、梅澤のおかげで自分では賄えないような華やかな時間を送る平林、仕事はできなくとも要領よくこなし結局は結婚する相川、25年誠実に勤めてきた会社から嫌煙され独身の隅。一体幸せってなんなのだろう。正しさだけがすべてとも言い難くそれこそ正しいの基準なんて人の数だけあるように思うし、本物と偽物の区別だってはっきりと言えない。それを遠くから見るか近くから見るかによっても異なって見えるのではないだろうか。
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