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紙の月のnattsのレビュー・感想・評価

紙の月(2014年製作の映画)
3.6
冴えない主婦、契約社員の女が
どんどん堕ちていく話。

年下の彼との出会いからの
流れが早すぎたのはえ?と
なったけど…旦那との関係って
あの時計のシーンが全てを物語っていて
そこからの新しい出会いに急加速したのかな、と解釈してる。

大島優子がなんだかよい味。
さり気なく言う言葉がありがち。
小さなきっかけで人は堕ちるし、
欲が出やすいお金は人を変える。
お金は怖いと思うけど
そこに執着したり信じた人を傷つける事に麻痺していく事はもっと怖いと感じた。
その麻痺してる、美しくおかしくなる
様子を宮沢りえが見事に
演じていたし、対比して真面目な社員の
小林聡美もすごく良かった。
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