これでスクリーンデビューとか思えない、ステーシーマーティンの存在感に心臓を撃ち抜かれた。
色情狂とゆうスリリングなテーマだけど、知的でユーモラスな博物学の様な視点で描かれるvol.1。性に奔放な女性とゆうものに対する、男性の下世話な視線に対する批判やジェンダー問題への切り込みも鮮やかで”性“を展示する博物館に迷い込んだようなクラクラするほど美しい映画時間に終始心を奪われた。
各シークエンスごとに区切られることで生まれるテンポも心地よい。
後編となるvol.2と比較しても個人的には神秘的な魅力のあるvol.1が好きです。
これはリアルタイムの映画館で観られたのが幸せだった。
