よくある展開…とはいえ気持ちがどんよりする映画でした。
こういうのって3人の悪友がいて、それぞれ信じるものは、さあ金か女か友情か…みたいなのはたまにあるけど、金か女か宗教か、というのがモロッコだなあ、とそのへんおもしろかったです。
だってバッグ盗む奴はもちろんいちばん悪いけど、それを私刑にかけた金持ち(?)の坊やたちみたいなのすごい気持ち悪かったし、それで神に救われた気がする気持ちもわかる。
で、ラストのネタバレですけど
↓
金か女か宗教か。
ほーらやっぱりいちばん信用してはいけないのは女だよ(笑)
悪いけど主人公に全然好感持てなかったから、最後はザマアミロって感じ。
そう言われれば、結局3人の中で神を信じ切ってたスフィアンがいちばん良い顔してたな…
って、これは実はイスラム原理主義の勧誘映画だったのか?