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さよならエマニエル夫人のmitakosamaのレビュー・感想・評価

さよならエマニエル夫人(1977年製作の映画)
2.3
エマニエル完結編。タイ・香港と来て,今作はセーシェル諸島。もうセーシェルって言葉だけでエロく感じる(そうか?)インド洋の島とはいえアフリカよりだから黒人さんが多い。でもあんまり黒人さんとは絡まない。(冒頭だけ)

セーシェルで相変わらずセックスに励む日々のエマニエル。島に来た映画監督のグレゴリーと関係に及ぶが、彼はフリーセックスを全面否定。自分も全否定されたと思うエマニエルは激怒。でもそんなグレゴリーに惹かれていくエマニエル。ジャンはお互い他所でセックスを楽しんでも夫婦の愛は別という考え方だけに、エマニエルの心変わりに焦る。結局エマニエルはジャンを捨てグレゴリーを追いかけ島を出る。

む…フリーセックスの正当性を謳ったシリーズなのに最終作でフリーセックスを否定して終わった…。
作品のアイデンティティをひっくり返して終わるとは、シリーズ物のラストにしては飛び道具だな…。

それにエマニエルも髪がショートに戻って1作目のバタ臭さが逆戻りしちゃった。しかもなんか全体的に顔が疲れてる気がする。猫背だし。性的なエネルギーも感じないのよね。
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