虎氏

バスジャックの虎氏のレビュー・感想・評価

バスジャック(2013年製作の映画)
2.0
「バスジャック」を題材にしたシチュエーションコメディ。
偶然拳銃を拾った主人公がバス乗り場を訪れると、運転手にバスジャック犯と間違われてしまう。成り行きで他の乗客達と共に高知県へ向かう事になってしまったのだが、全員何かしらの訳有りだった…。

物語の大半で舞台と登場人物が変わらない、小舞台演劇でありそうな内容。演技はこんなもんかなと思えば、気にならないかと。尺も短く、気楽に見られる。

ただ、"バスジャック"というストーリー上の要となる部分の展開に、無理が有りすぎて気になった。当日に運行予定のないバスが運転手ごと行方不明となり、本来の夜行バスに客が全くいない時点でバス会社が異変に気付かないのか?という疑問…バス乗り場もバス会社の敷地内だったのに。その後もまぁ…

低予算で映像が厳しいのは仕方ないとしても、脚本で隙だらけなのは勘弁してほしいものだ。
虎氏

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