前編と同じく、原作を読んでいる場合は物足りないと思う。
主人公男のスーパーマンっぷり、ミステリアスっぷりが十分に再現できていない。しかし他の人物が石ころなので、違和感はない。
判事役については、もっと頭が良い設定(本作の役者の様なステレオタイプな意味ではなく)だったはずなのに、そのインパクト付けに失敗しており、場が全く締まらない。
つまり、裁判が薄い。
主人公二人だけの物語として考えると良いんだけど、ラストで原作同様、「裁判のあと、私達は友達になりました。」を使ってるから始末が悪い。(原作は僕達だが)
私たち？
たち、の存在、あまり感じませんでしたが？
