事前知識なしで観たので展開は面白かった。
けどやっぱり、前編と同様に(いやそれ以上に)、10代特有の感情をテーマにしているので、私はその部分が苦手だった。
有罪判決が下されない事柄に対して、学校内裁判を通して、「罪を抱えて生きる」「罪と向き合う」という結論に辿り着くという内容なんだけど、その青々しさが理解できなくてイマイチのめり込めなかった。
あと、自殺した子がめちゃくちゃ性格悪いんだけど、そうなった背景が描かれてないから、ここまで言える子なら自殺しなくない？と思ってしまった。
小説だとこの部分の描写あるのかな？
10代あるあるの、自己防衛の1種で他人を傷付けてるんだろう、と自分を納得させたけど、「こんな世界に生きる意味はない」というセリフもあり、世を憂いてる系とも伺えたり...
兎にも角にも、実際の10代はこんなに純真じゃないし、もっとスレてるよって思っちゃう内容でした。
