中学生にしてはくさくて、一歩間違えると気持ち悪さだけ残りそうな映画。
けど、世の中のいろんなことにモヤモヤしてるのに自分ではなんともできないこの年頃特有の感じが、キャラクターによく現れていたと思う。(裁判は成し遂げたけども)
中学生の頃って、信じられるものがないというか、ちょっとしたことで信じられなくなって、すぐに心がブレてしまう。誰かの支えがないとまっすぐ立つこともできないのに自我は強くなるし。
そう思うと、柏木がしたことも納得できなくはないかな。(厨二病って言われても実際そうやもんなぁ。)
見終わった感想はそんなところで、我が家にも中学2年生がいるので、見守るのがいちばんかな、と。見守る映画です。