関係者オンリーの試写会で「ソロモンの偽証 後篇・裁判」を見てきました。
2時間26分という長尺ですが、その長さを全く感じさせない緊張感ある法廷シーン。考えてみれば学校の体育館で行われる中学生による裁判ですから最初からファンタジーなんですが、それを見るものに納得させてしまうだけのパワーと勢いがストーリーにも演ずる子役たちにもあります。
前篇のプレミアの上映後に成島出監督が言っていたように、後篇は事件の解決と共に事件に関係した子供たちの心が救われていく物語です。
もちろん柏木くんの家庭でのバックボーンとか、大出くん絡みの事件とか、大幅にカットされて原作ファンには物足らない部分もありますが、野田くんのキャラを藤野涼子に被せた成島版「ソロモンの偽証」。これはこれで素晴らしい作品になりました。
前篇を見た方は安心して期待してください。一足お先に感動させていただきました。
