素晴らしき哉映画

ソロモンの偽証 後篇・裁判の素晴らしき哉映画のレビュー・感想・評価

3.7


大出の母親、学校内裁判出るってよ

1991年8月15日に、とうとう学校内裁判が開廷。学生だけと思いましたが、証人や傍聴席では教師に限らず関係者の大人もいてました。

前篇から神原君の何が起きても1歩も引かない姿勢が気になっていました。質問の意図や後からの意外な行動は全部を解明された時、心が広すぎてビックリ。
自分だけでなく、他の生徒をさらけ出したのは痛み分けではないと思います。
もう一歩踏み込んだところにあるはずです。それが学校内裁判の良さと思えました。詳しくは、それを利用した形。
涼子も殺人か自殺なのか分かるまでに、何回も逃げ出したくなるぐらい胸が張り裂けそうになったと思う。避けなかったのは一番死を身近に感じ、悔いを残したくない使命感があったからかも。
大人になっても何も変わらないままなんて、嫌すぎる!

閉廷後に皆が去る姿にどうかと疑問。柏木君が亡くなり、なんかそのまま感です。時間足りなかった?そこが気になるかな・・・他にもあるけど。どんでん返しより神原君の考えが一番気になってたんで満足なほうです。

🎵主題歌:U2『With or Without You』🎵

3回目