紅孔雀

誘拐の掟の紅孔雀のレビュー・感想・評価

誘拐の掟(2014年製作の映画)
4.1
もう、脚本がスゴイ!脚本・監督のS.フランクさん、お見事でした。さすが、『マイノリティ・リポート』の脚本で大向こう(というか、私なんですが💦)を唸らせただけのことはあります。
原作は、L.ブロックが創造したアル中探偵マット・スカダーもの。その10作目『獣たちの墓』(“A Walk Among the Tombstones”。なお映画の原題も同じ)です。ブロックというと怪盗タナー・シリーズなどもあって軽妙な作風かと思っていたら、スカダーものは殆ど重厚なノワールの世界なんですね(2シリーズとも未読なので、当てずっぽです。スイマセン)。
そしてこの素晴らしいフィルム・ノワールを教えて頂いたMrs.フロイ様に感謝。さすが、“練達の見巧者”と改めて感嘆しましたぁ❗️
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