誘拐の掟の作品情報・感想・評価

誘拐の掟2014年製作の映画)

A Walk Among the Tombstones

上映日:2015年05月30日

製作国:

上映時間:114分

3.3

あらすじ

1999年、ニューヨークでは連続誘拐殺人事件が人々を震撼させていた。「妻を誘拐した犯人を探して欲しい」。引退した刑事マット・スカダー(リーアム・ニーソン)に持ちかけられた相談、それは誘拐犯の捜索だった。だが犯人は残忍で狡猾、交渉不可能な猟奇殺人鬼。身代金を奪い、人質を変わり果てた姿で返す。今、ひとりの少女が新たに誘拐され、絶体絶命の交渉にこの男が打って出る。

「誘拐の掟」に投稿された感想・評価

ウタ

ウタの感想・評価

3.5
真新しさはないのですが、押さえるべき所は押さえていく、サスペンスの教科書のような映画でした。

緩急もしっかりつけてあるし、断酒の誓いやTJの存在など、邪魔をしないプラスαも好印象。
彼はTJに良心を預けていたんだなぁ。

全体的に丁寧に作ってあって私は好感が持てました。
一番好きだったのが、ED曲。
あの雰囲気好きだなぁ。
うん、良作!
umeshio

umeshioの感想・評価

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20160502
実はダン・スティーヴンス目当てでの鑑賞だったんだけど、期待していた以上に渋くていいサスペンスだった。面白かった。しかし思っていた以上にわりと重い。誘拐犯達は本当にタチが悪くて、違法な麻薬で稼いでるんだから、まっとうな善人じゃないんだからいいだろうと言わんばかりに下劣なことを繰り返す。当たり前の事なんだけど、陽の下に出られない、でもその界隈では恐れられていたりするような人達にも大切な人はいて、弱味があるんだなぁと観ていて思った。依頼人の悔しさ、後悔、悲しみ、憎しみがありありと伝わってきて観ていて辛かった。
主人公の抱えているものも大きくて、依頼を超えて感情や己の正義感、過去の後悔織り交ぜて葛藤している感じが痛々しいんだけど、人間らしくて格好良かったし、なんか哀しくもあった。主人公が制裁を下すというか、誘拐犯とやりあうシーン、アル中更生の時の誓いの言葉が何度も挟まれるんだけど、そのシーンは本当に主人公の心情を明確に表現していて秀逸だったし、主人公の葛藤、混乱がダイレクトに伝わってきて、興奮と共に何だか泣きたくなった。
うーん、うまく言えないんだけど、主人公はまあ強いし頭もよくて、でも時々強い孤独さが垣間見えてこうして生きてるのも一本の綱の上を歩いているような感じでひやひやというか遣る瀬無さがあったんだけど、ラストを観てすこしだけ安心した。相棒の少年が、彼の心の傷をすこしでも軽くしてくれることを祈る。もう少し主人公の過去を丁寧に描いてもよかったとも思うけど個人的に良作。WOWOW
リーアム・ニーソンが暗くて色々つらいんですけど、元アル中のクズなのかと言うとそうではなくて芯は正義の人なんですね。いちいち言うことがかっこよくて、孤児少年TJとのやりとりもね、子供扱いも大人扱いもしなくて非常にいい。「拳銃なんか持ち歩いてるといずれアホ面下げて死ぬから今ここで死ね」とか超かっこいいよ、わたしこの映画の中で一番好きなセリフかもしれない。
猟奇殺人犯のキチガイぶりも良かったし挟みこんである兄弟の物語も泣かせる。リーアムも無双じゃないところがまたいいよね。無糖のブラックコーヒーみたいなクライムサスペンス、わたしは好きです。
hase3001

hase3001の感想・評価

2.5
リーアム・ニーソン主演。

常に、眉間にしわを寄せたくなる映画だが、
リーアム・ニーソンの堀の深さから
目が見えない・・・北斗の拳状態。

誘拐犯が麻薬組織の元締めの奥様ばかりを
狙い、大金を奪いとる。
そして、バラバラにして殺すという異常者。
そんな二人組に立ち向かう、探偵の物語。

主人公の探偵自身も、過去刑事時代の
トラウマや、アルコール依存症である
設定もベタな気もするが、そうでなきゃって
感じもしないでもない。

探偵ものとはいえ、全く笑うシーンが見当たらない。
面倒な映画だ。

犯人との交渉シーンすら定石に思えるが
相手にスキを与えない主人公のシャープな
会話がすごく光っていてよかった。

相棒のTJがもう少し活躍する場があればと思うが
本筋と温度差のあるシーンが多いからから、
カットされたのかなーなんて思ったり・・・
誘拐犯と戦う元刑事を描いたサスペンス。ここ最近の自分に歯向かう敵をとにかくボコボコにするリーアム・ニーソンの映画とは違い、派手さは抑えた作品です。

暗い雰囲気がずっと続くので、地味に感じるかもしれないし、ボコボコムービーが好きな人なら、あまりお勧めは出来ません。

主人公もずっと暗いし、「こんなキャラならリーアムである必要ないんじゃないの?」と思う人もいるかと思いますが、本来リーアムはこういう演技が凄く巧い人。やっぱ近年のブライアン・ミルズのイメージだとそう思われても仕方ないか。笑
Cinemaboy

Cinemaboyの感想・評価

3.7
期待せずに見たが意外と良作。
もう少し悪役に魅力があるとよかった。
「96時間」をイメージしてたら全く違った良質サスペンス映画

リーアムニーソン×誘拐ときたら「96時間」や!って誰しもが思うはず。ですがいい意味で期待は裏切られて、サイコパスと私立探偵のシリアスな駆け引きが緊迫して面白い作品でした。なのでアクションは派手さもなければ、多くもないです。

でもどこか物足りないというか中途半端で、「プリズナーズ」やレクターシリーズのような突出した見所がないのが残念。
犯人もただサイコパスなだけで、IQが高いような感じではないし、相棒のTJは凄いキャラ立ちしてるのに相棒としての活躍が少なすぎる気がする。
とはいえ最後まで楽しめたのでこの点数。
KEiGO

KEiGOの感想・評価

2.6
安定のリーアム映画。
ちょっとやつれた引退した刑事という役柄、彼にぴったり。
設定的にも哀愁がある役で、その後悔を上手に表現している。

主人公と少年が
「同情するなよ」「しないよ」
と互いにやりとりするシーンは今作のテーマをよく表していると思う。
不干渉な正義。coolです。

以前クレイジージャーニーで丸山ゴンザレスが案内していたNYの闇の側面が垣間見られますね。

猟奇殺人犯のサイコパスぶりも良かった。
ゾッとする。

最後に、
故 石塚運昇さんを偲んで。
これは好きです。
誘拐犯には胸糞悪くさせられますが、おもしろかった。

リーアム・ニーソンがやっぱり良いなぁ。
今作は派手なアクションというより重厚なサスペンスという感じ。
静かな男の中に怒りや優しさを見ました。

ケニー役のダン・スティーヴンスもカッコ良かった。
『ザ・ゲスト』の人だったのか。
黒髪の方が良いね。
花紫

花紫の感想・評価

3.0
ちょっと詰め込みすぎな気がした。連ドラに出来そうだと思った。
TJが良い。
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