製作時のドタバタで公開が遅れに遅れた西部劇。
当初はポートマンの相手役にマイケル・ファスベンダーだったり、ジュード・ロウが予定されたというが、それらを含めて監督も数度交代。
通常こういう経緯で面白い作品など出来るわけがないが、この作品は普通に見れる代物になっていた。
西部劇では珍しい女性が主役の物語だが、復讐というテーマのためさほど気にはならない。
しかし対峙するのがユアン・マクレガーというのはあまり残酷さを感じない。
ここら辺は本人の持つキャラなのだが、西部劇としては佳作といったところ。
結局キャスティング事情によって埋もれたわけだが、中身がつまらないということはない。