タイトルで何故かハリソン・フォードの顔がチラつく。そうそれは刑事ジョン・ブック。
とにかく「あいつはヤベェ」感が全編ビシバシ漂ってくる映画。
説明は少ないし、回想でやや時系列は分かりにくくなるけど、とにかく周りが滑稽なくらい右往左往している。
よくわからないがとりあえず「ああ、こりゃヤベェんだな」と思ってるところにキアヌのキレキレのアクション。
ヤベェ。
割とアクションのことが言われるけど、大切なものを亡くした喪失感や静かで激しい怒り、執念の演出が素晴らしかった。
しかし、冷静に考えると、登場人物の誰にも感情移入できないということに思い当たってしまった…結局みんな自業自得だもの。
あ、ウィレム・デフォーの顔は相変わらず怖いですね(お約束)