足らんティーノ

ジョン・ウィックの足らんティーノのレビュー・感想・評価

ジョン・ウィック(2014年製作の映画)
4.2
ある意味、犬が殺されることで有名な映画。
あの子犬はいい子すぎる。

アクションでありながら、SFばりに世界観が作りこまれていて、コンチネンタルホテルとかジョン・ウィックが足を洗った最後の仕事とか、深堀されない興味をそそるシーンが沢山あった。
最初はマイケル・マイヤーズのことかと思ったけど、暗殺者のことをババヤガとかブギーマンとかって呼ぶのも好き。

ヨセフがとんでもない男を敵に回したと分かって親子共々ビビりまくってるなか、ジョンがハンマーで地下室の床を壊して、殺し屋の封印を解くシーンがハイライト。

アクションでは、ジョン・ウィックの家に押し入って来た時に壁越しにしゃがんで斜めに撃つやつとか、ヴィゴがヘリで逃げようとした時に車の上を転がってるのを撃つやつとかが印象深い。
細かいところだけど、ヴィゴの、息子が殺されることがわかった時の煙草吹いてる時の表情とか、ヘリのところでジョン・ウィックの車が来た時の表情とか、ジョン・ウィックの車をヴィゴが車で押して落とそうとする時にサイドミラー越しに顔が映るのとかが良かった。

勝手に、バカ息子ヨセフ役アルフィーアレンをノーマン・リーダスと勘違いして観てて、ウィレム・デフォーと処刑人コンビで最高だなと思ってたから、これは逆に気づかない方が良かった😅

ウィレム・デフォーが死ぬ前の抵抗でやった肘打ちは弱そうだったw

2021-195
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