NAKAYAMAN

ジョン・ウィックのNAKAYAMANのレビュー・感想・評価

ジョン・ウィック(2014年製作の映画)
4.0
試写会
ワンちゃん殺された仕返しにキアヌリーヴスがマフィアをぶっ潰すシンプルなリベンジアクション。
凄腕の元殺し屋主人公をマフィアのボスのバカ息子が怒らせるベタなストーリーでありながら、新武術"ガン・フー"によるスタイリッシュなアクションと独特な世界観のおかげで期待以上に楽しむことができた。

ガン・フーとはGUN(銃)とカンフーを合わせた造語であるが、投げ技とガンファイトを合わせたその戦闘スタイルは"銃道"(銃+柔道)とでも呼んでくれた方が日本人にはしっくり来る気がする。
リベリオンのガン=カタといい本作のガン・フーといい、映画オリジナル武術には妙に惹きつけられる。

殺し屋達の集うホテルや彼らのコミュニティーで取引される専用通貨、殺害現場のお片づけ業者など、主人公を取り巻くアングラな世界観にも男心をくすぐられた。
マフィアに雇われる殺し屋の一人で、尚且つ主人公の親友役をウィレムデフォーが演じる。

ストーリーに深みを求めずただただアクションが観たい人、愛犬殺されたらそりゃ犯人探し出して殺しますよ、って人にオススメ。

あと、キアヌの生え際がそろそろピンチ。
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