アノン

ブレイン・ゲームのアノンのレビュー・感想・評価

ブレイン・ゲーム(2014年製作の映画)
3.5
あんまり期待してなかったせいか、割と最初から最後まで楽しんで観れた。

過去や未来が見える超能力者2人が対決する話なんだけど、展開が難しくなくてめちゃくちゃ分かりやすい。逆に言うと、超人たちがお互いに何手も先を読んで闘う頭脳戦だと思ってこれを観た人は、物足りなく感じると思う。もう一捻りぐらいあったら面白い映画になったのになぁ〜って感じ。

あと言ってしまうと、テンポ良く進む割に全体的に地味。なんかパッとしない。透視する時の陳腐なMVみたいなカットとカメラワークに関しては苦手だった。

でも主役がアンソニー・ホプキンスだから、自然と作品が締まる。レクター博士の印象が強すぎて、本当にこの人は良い人なのか?と何回か疑問に思ってしまったけれども。

最後のオチは賛否両論色々あるけど、私はあの終わり方好きかな。結局 未来が透視できる人って、普通の人より優位な立場に居そうだけど、普通の人より何十倍も辛いんだなって。

それはそうと、ジャケットがまじダサ過ぎるから、なる早で取り替えてほしい。
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