ブレイン・ゲームの作品情報・感想・評価

「ブレイン・ゲーム」に投稿された感想・評価

nero

neroの感想・評価

3.0
なんだろねぇこの邦題は。

サイコメトリーとテレパシーに予知まで合わせた”超能力バトル”もそれなりに説得力はある。隠遁医師ジョン(アンソニー・ホプキンス)とFBI捜査官ジョー(ジェフリー・ディーン・モーガン)のバディ感は良かったし、姿の見えない謎の連続殺人を追う緊迫感も十分。台詞回しもハードボイルっぽさが感じられて前半は結構好み。意外なほどアクティブなアンソニー・ホプキンスの存在感はさすがだった。(二人の名前の音の近さは日本人にはヘンな感じだったけど)

映像のテンポも心地よく、頭を斜め上に引っ張られ続けるようなこの感じは嫌いじゃない。蓋然性の表現なんだろうが、分身の術っぽいあの描写もなかなか面白かった。

だけどようやく犯人チャールズ(コリン・ファレル)が表に出てくる後半は、どうにも不完全燃焼という印象が強い。犯行理由の描写がちょっと大雑把すぎて倫理観を揺さぶるところまで迫ってくれず、なんとなく小粒に収まってしまった感は残念かな。排除対象の大量殺害とか、もう一段二段悪さをエスカレートしてくれたら良かったのになぁ。

正直ジョーはもっと終盤まで出して、男3人の絡みで通してほしかったし、お姉ちゃん要りませんわ。
それほど期待せずに鑑賞したけど、普通に面白かった。終わりもちょっと苦くて。この監督の前の作品をツタヤで見かけて、借りようかいつも迷っていたので、今度借りることにする。
アンソニー・ホプキンスの淡い水色の瞳。2015年の映画だからか、コリン・ファレルは若く感じた。
kazbon

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3.4
途中までは悪くなかったんですが、後半は未来予知系や、タイムワープ系にありがちなツッコミどころ満載になっちゃいましたねぇ(汗)
予知能力を持つ者こそが抱える苦悩を描いている。
冒頭でも流れるが原題でもあるsolace。慰めや苦痛を和らげる意味で、これこそが映画の本質的なところ。
映画自体は良くも悪くも無難な作り。アンソニーホプキンスはちょっと落ち着き過ぎな役だった。もうちょっと感情をあらわにした演出を見たかった。
今やる映画にしてはちょっと古めな感じがしたと思ったら、2016年の映画。日本公開遅すぎる。
4747

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3.3
安楽死と尊厳を扱った作品。

だいぶ歳をとったアンソニーホプキンスの演技が気になり鑑賞。

ブラック・ジャックのようなテーマとSFを掛け合わせたような作りは一見新しかったが、SFの映像手法とキャスト、テーマがアンマッチしている印象。
ロク

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2.8
連続殺人事件の捜査に行き詰まったFBI捜査官と若き女性捜査官が並外れた予知能力で数々の事件を解決してきた元同僚の医師と共に犯人像に迫っていくが、彼らの前に犯人として現れた男は医師の能力を遙かに凌駕する予知能力の持ち主だった!!本作は元々モーガン・フリーマンとブラット・ピットの出世作となった「セブン」の続編として書かれた脚本だったが続編の話が頓挫し長らく棚上げ状態になっていたものをアンソニー・ホプキンスが見つけて自身がプロデュースと主演を務め共演者にコリン・ファレルを迎えて映画化したもので2人の超能力者が観る予知夢を凝った映像で見せたり派手な銃撃戦があったりとそれなりに見せ場を作って盛り上げようとしているのは判るんだけど監督の力量が足りないのか話を上手くまとめきることが出来ず凡庸な作品となってしまった感じで全米での公開から3年も経ってから日本公開されたというのも言わずもがなかなと思いました。女性捜査官役のアビー・コーニッシュや犯人役のコリン・ファレルの使い方も勿体無いなかったです。
周囲の人間皆が馬鹿に見える切れ者による舌を巻く犯行手口、だとか、門外漢と専門家が一時的に相棒となり反発し合いながら同じ目的の下にお互いを認め合う、だとか、そういう内容を期待した訳ですけれども予告編の雰囲気から。

他者に対する過剰な配慮で以て彼の者の自由意志を摘み取る事の是非を問う、そうした主題を大上段に構えた重厚な作りですよ、勿体ぶった演出が鈍重で退屈な自己満足映画ですよ。

先を見通す能力者たる主人公が見る断片的なイメージ、これが実は伏線だったかのようにラストシークエンスで得意気に答え合わせをして見せるんですけれども。

問題も出さずに正解を披露して見せるような自己満足映画ですよ。
skm818

skm818の感想・評価

3.7

このレビューはネタバレを含みます

触れるだけで未来が見える男が連続猟奇殺人事件の謎に挑む話なんだが、これ、病気で苦しむ運命にある人間に安楽死を与えることは是か非かって話なのね。犯人の男チャールズと主人公ジョンは同じ能力を持っている。でもそれをどう使うのかという話で。実はジョン自身も娘を…というのは想定の範囲内だったけど、それがあるからこそ、チャールズの行為を肯定せずにいられるのだろうなあ。旧友のジョー捜査官との友情もよい。若いキャサリンの精神分析の学位を持ってるってな設定はそんなに活かされているようには見えなかった。前半かなり眠かったんで、あれこれ見落としてるとは思うが。予知能力という設定は、それで相手の未来を知ってしまう(チャールズにとっては動機)というところに活かされていましたね。まあそんな(断片的とはいえ)都合よくネガティブなことが見える能力、実際は存在しないと思うけど。
20181117 中洲大洋
アンソニー・ホプキンスと脳みその組み合わせな…
映画を観終わったら邦題よりも原題の方がしっくりしました。冒頭のシーンから全て回収してくれてスッキリ。ただ意味が分からない言葉がタイトルだと日本の視聴者は食いつかないですもんね。広告って難しいですね。
なんて事を考えつつも本編はアンソニーホプキンスVSコリンファレルの対決が最高でした!演出も斬新で面白かったです。
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