花筏

世界の果ての通学路の花筏のレビュー・感想・評価

世界の果ての通学路(2012年製作の映画)
5.0
たまたまテレビで放送があったため鑑賞しました。
学校までの道中川があり谷があり、危険な動物に遭遇するかもしれないなどの危険がいくつもある。それでも、何時間もかけて子どもたちがその道を行くのは勉強をして将来良い仕事に就くため。本当に頭が上がらない思いです。
いくつかの国の子どもたちが出てくるのですが、その一つにインドの三兄弟の話がありました。一番上のお兄ちゃんが手足が不自由で車イスを使っているため、二人の弟は車イスを引っ張っていかなければなりません。なんて大変なんだと憐れんだ気持ちで見ていましたが、二人の弟は全く苦ではないようで寧ろ大変な道のりを楽しんでいる様子。そしてお兄ちゃんも謝るのではなく、しっかりしてくれよーなんて言って笑うのです。幸せな気持ちになりました。そのお兄ちゃんの将来の夢は医者になって自分のような障害を持った人を治すこと。頑張って欲しい。
花筏

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