あるぱか

華麗なる晩餐のあるぱかのレビュー・感想・評価

華麗なる晩餐(2008年製作の映画)
3.7
ヴィルヌーヴのショートフィルム。

セリフなしで映像で魅せる10分弱。

埃かぶった、なんの肉かもわからないような料理を唯ひたすらに口に放り込む。遠慮していた1人の女性が、足枷が外れたかのように他人のものまで手を出す。
ヒトの底知れぬ食欲をそのまま映像化したような作品。next floorに行くほど薄暗くて、床は脆くて、もう取り返しがつかなくなってしまう未来を暗示してるのかな。

画面を越えてこっちをみつめる給仕長の皮肉たっぷりの顔がにくい。
あるぱか

あるぱか