様々な事情をもった子供達が18歳まで過ごす事ができる保護施設の話。
グレイスやメイソンは職員とゆう立場ではなく、人と人との通じ合いを大切にしながら子供達と接している。
ただ、心の闇はいつだって急に現れる。グレイスだってそう。
この作品で突き刺さったのは、寄り添う事の素晴らしさ。
グレイスやメイソンの言葉にたくさんの子供達が救われ、少しの力になる。また、子供達の言葉に救われる事だってある。
大切に思い合ってるからこそ、明日に繋がるんだと思う。
マーカスの気持ちをぶつけた曲や、ジェイデンの童話には気づいたら涙してた。
単純に面白いなんて言えない内容だし、重かったり気分を害したりする人もいるかもしれない。けど、私にはこの作品は子供達とグレイスのささやかな希望に繋がる温かい作品だと思った。
