地味だけれどとてもしっかりした素晴らしい作品だった。
その中に描かれているものは辛く重い話であるのに、ところどころに散りばめられたユーモアが優しい。
そして、映画が終わる頃には皆が少しだけ前に進めていた…。そんな押しつけがましくない作りがあたたかく、本当にしみじみといい作品だった。
主役のグレイスを演じたブリー・ラーソンが素晴らしかったな。
そしてまた、彼女の同僚であり恋人のメイソンを演じたジョン・ギャラガー・Jrが実に魅力的で…。
ギャラガー・JrはTVドラマ「ニュース・ルーム」ののっけから登場の瞬間大好きになったけど、この作品でその気持ちが更に加速した気がする。
2014.11.22 ユナイテッドシネマキャナルシティ13にて鑑賞