このレビューはネタバレを含みます
いい映画だったけどこういうテーマって微妙だなぁ。
解決策がないというか…なんとも言えないモヤモヤ感が残った。
親に虐待されたことがトラウマになってしまった子ども達を本当に救う術ってあるのかな?
どんなに理解してくれる人が居ようと、どんなに愛する人が居ようと、例えそれが同じような経験をした人であったとしても、けっきょく問題を抱えてるのは本人だけなわけで、それをどう処理するかは本人次第だから…まぁ、そばに理解者が居ると居ないとじゃあ心の負担が随分違うのかもだけど。
家族の問題は離れて暮らせばそれで解決ってもんではないし、それこそ死ぬまでついてまわるものだと思うので、一時的に離れられたとしてもなかなか本当の解決には至らないんだなー。
とか、色々考えてしまった。
まぁ、単純に物語として見ればいい映画なんだけど。
タコとサメのお話は悲しくて泣いた。