世の中には色んな人がいて、みんなそれぞれがそれぞれの家庭に生まれてくる。子どもは親を選べないし、その産まれ育った家族が人格形成に大きな影響を与えることを改めて考えさせられる作品。
ネイトが軽く言い払った「恵まれない子」という言葉。正直、彼らのことを傍からみれば、変な同情とともにそのように表してしまう。しかし、恵まれているか、恵まれていないかなんて人が決めることではなく自分たちが感じるものだ。
この映画では、ある出会いで人生華やかにも無残にもなると言うことを明らかにしていた。この終わりのない苦しくて重い現実と希望をうまく表現しており素晴らしかった。
『彼らの気持ちは彼らにしか分からないが、彼らの気持ちを全く知らないことは恐ろしいこと』
だから観たほうがいいです。