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キル・ユア・ダーリンのsasaのレビュー・感想・評価

キル・ユア・ダーリン(2013年製作の映画)
3.7
文学革命の徒としての苦悩、同性愛者としての苦悩。非凡であるために苦の道を選ぶという、一見身勝手で天才肌のルシアンの美貌に振り回される男たち。

"法を破ることは、非凡な人間の義務である"と嘯きながら、既存の形式にとらわれない新しい文学を追究する文学青年たちの青春が、少しずつ崩壊へ向かっていく過程が妖しい美しさを堪えて描かれる。
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