朗読の名人と言われた詩人アレン・ギンズバーグの大学時代に起こった事件の実話を基に描いたサスペンス調の青春映画。
第二次大戦中にコロンビア大学に入学したアレン・ギンズバーグは図書館見学の日に自由で奇抜なルシアン・カーに出会う。この出会いにより彼の平凡な日々は一変し刺激的な大学生活が始まるのだった…。
後に”ビートジェネレーション”と呼ばれる詩人になった彼らは大学時代、大学のありかたを疑問視し自分たちは「新幻想派」として「法を破ることは非凡な人間の義務である」をモットーに図書館革命を行ったり、過去の有名な詩を”殺して”いく。才能溢れる彼らの刺激的な日々を詩的に描いていて面白かったです。文学詳しい方はより楽しめると思います。
文学に疎い私でも楽しめ勉強になりましたが、今作はルシアン・カー(以下ルー)を演じたデイン・デハーンの魅力に尽きる!!と言ったら言い過ぎかもしれませんがデインファンの私としては過言ではありません(笑)
アレンを演じたダニエル・ラドクリフもかなり体はって頑張っていて、ピュアで可愛かったハリーはどこにもいません。彼の役者人生からしたら良い意味でハリーのイメージを払拭できたのではないかと…。
主演2人の演技力が光っていました。
さて、ここからは私のデイン称賛レビューですので流しつつお付き合い願います(笑)
「ライフアフターベス」でも書いたようデインくんの独特の色気が今作でも大爆発!!特に今作がサスペンス調の映画だけありデインくんのミステリアスな雰囲気も増して、アレンのように最初の出会いからルーに釘付け。
不敵な笑みなどの表情やあのクリアなスカイブルー?の瞳の目力は本当に凄い。鍵を盗むシーンのアレンを見つめるルーのあの瞳!なんだ、あれは!!見てるこっちが恥ずかしくなり全身が痺れた←
ルーの出演シーンの時に自分の瞳孔が開くのが自分で分かるくらい?デインくんの魅力満載でした。
デインファンは必見!!!
題の「Kill your darlings」は
劇中に教授のセリフとして出てきますが、これは彼らの様々な選択の伏線っぽくなっていたと私は思います。
(今作の監督ジョン・クロキダスの次回作の原題「ヤング・アメリカンズ」でアマンダちゃんも加わり再びダニエル・ラドクリフとデイン・デハーンが共演するようなのでとても楽しみ!)