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キル・ユア・ダーリンのるのレビュー・感想・評価

キル・ユア・ダーリン(2013年製作の映画)
3.0
ここ最近「アーティストはどこかブっ飛んでる」と感じさせる映画ばかり見ているけれど、キルユアダーリンにおける作家もそんな感じ。歪だがどこか美しい、という系統。
同性愛や実話を元にした映画とは知らずに見たので、まさに事実は小説よりも奇なりとはこのことかー!というラスト。これは文学を知っていたら尚更面白いかもしれないですね。
ルシアンが魔性の男。

女性のヴォーカルが歌うのに合わせてアレンがタバコと薬を服用しながら、狂いながらタイピングをするシーンが大好き。本が破れる音、壁に釘を打つ音。私たちも薬により幻影を見せられている感覚だった。
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