FREDDY

映画版 ふたりエッチ セカンド・キッスのFREDDYのネタバレレビュー・内容・結末

1.6

このレビューはネタバレを含みます

克・亜樹による同名漫画を横山一洋監督が森下悠里の主演で実写映画化したラブコメディ『ふたりエッチ』シリーズの第2作である本作は、お互いに性体験がないことを知らずにお見合い結婚をし、初夜を迎えるも初心者同士のために事が上手く運ばず気まずい雰囲気になってしまったことで"本当の夫婦"を目指してステップアップに奮闘していく小野田優良と真の姿を映し出した前作から半年後を舞台に、毎日のように体を求めてくる真との性行為がマンネリ化してしまったことで満足が得られずにいたところ、真の従姉妹・大宮杏子の産婦人科医院を訪ね気持ちの問題であることを知ったことや、真の大学生の妹・淳から性の相談を受けたことで性行為を拒むようになった優良の心情と、優良の気持ちを考え3週間の反省期間を自らに与えた真の葛藤を描いた作品となっているのだが、やはりキャスト陣の演技はお世辞でも上手とは言えないほどで、映し出されるものもとくに面白いと思わされるようなものはなく、原作は未読なので比較こそはできないが駄作と言われても仕方のないような青少年向けのB級ラブコメディとなっていて、前作と同様に途中で何度も飽きてしまいましたし、きっとドラマよりも途中で挿し込まれるアンケートの集計結果などが要となっていて、性問題をはじめとした様々な情報が得られることが本作の醍醐味なのでしょうかね。それにしても真の大学生の妹・淳に焦点を当てたドラマが映し出される点は良いが、もう少しドラマパートで何かしらの展開を見せてもらいたかったですね。キャスト目的の視聴くらいしか需要はないかと。そもそもの話、このキャスティングもどうかと思いますが。
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