このレビューはネタバレを含みます
退屈だけど好きという、謎の感情で鑑賞終了。
カオスなようで整然としている映像は、好きな身には楽しい作品でした。
最初、裸のおじさんが座ってるシーンを見たときはムリだ…と思いました。
でも、いろんな要素を取り除くと、孤独なおじさんが、人との交流を通して心の安らぎを得るというハートウォーミングなストーリーだったような。
今の時代においてはおじさんの孤独も珍しいものではなく、それがちょっと恐かったり。
最後の孤独感は、最初のそれとは違うよねっていう、今どきらしい優しい切なさで終わったのかなって。
見終わって釈然としない、微妙な感情になるのが楽しいのかも。
役者さんの演技が素晴らしかったです。