そーだ

ブラインド・マッサージのそーだのレビュー・感想・評価

ブラインド・マッサージ(2014年製作の映画)
3.1
やはり「始まって30分で面白くない映画は
その後も面白くならない」の法則は健在だったな。

なんだかよくわからんし、
特に面白いと感じられない映画だったな。
群像劇はうまく作らないと
ごちゃごちゃしてよくわからなくなる。

目が見えないと言っても
普通の人と同じ部分もたくさんあるし、
それと逆に見えない故に違う部分、という両方を
描きたかったのかと思うが、
「普通の人と同じ部分」を描くのに多用したのが
セックスの場面だったのか?

セックスの場面がたくさん出てくる。
それで「ほら、普通の人と同じでしょ?」
って言いたいのかな?なんだかな。

セックスの場面、それと血の流れる場面が多い。
それらを交互に出して関心を引こうとしてる感じがする。
そして、流血場面の描き方がおどろおどろしくて引く。
ノワール映画でもあるまいし、こんな描き方じゃなくて
よかったでしょ?

傍目には見た目全然かわいくない女が
主人公の小馬が強烈に惹かれるところに、
目が見えなければ見た目以外の部分から
魅力を感じるわけだから、
そういうのもあるわけだよな、と思った。

でも、結局最後に勝ち組だったのは小馬だな。
目の見える相手と一緒になれたことで、
今後は苦労も今までよりは少ないんじゃないか?
このままうまく行けば、だが。
そーだ

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