やはり「始まって30分で面白くない映画は
その後も面白くならない」の法則は健在だったな。
なんだかよくわからんし、
特に面白いと感じられない映画だったな。
群像劇はうまく作らないと
ごちゃごちゃしてよくわからなくなる。
目が見えないと言っても
普通の人と同じ部分もたくさんあるし、
それと逆に見えない故に違う部分、という両方を
描きたかったのかと思うが、
「普通の人と同じ部分」を描くのに多用したのが
セックスの場面だったのか?
セックスの場面がたくさん出てくる。
それで「ほら、普通の人と同じでしょ?」
って言いたいのかな?なんだかな。
セックスの場面、それと血の流れる場面が多い。
それらを交互に出して関心を引こうとしてる感じがする。
そして、流血場面の描き方がおどろおどろしくて引く。
ノワール映画でもあるまいし、こんな描き方じゃなくて
よかったでしょ?
傍目には見た目全然かわいくない女が
主人公の小馬が強烈に惹かれるところに、
目が見えなければ見た目以外の部分から
魅力を感じるわけだから、
そういうのもあるわけだよな、と思った。
でも、結局最後に勝ち組だったのは小馬だな。
目の見える相手と一緒になれたことで、
今後は苦労も今までよりは少ないんじゃないか?
このままうまく行けば、だが。