中国で20万部のベストセラーとなり、茅盾(ボウジュン)文学賞受賞した、ビー・フェイユィによる傑作長編を鬼才ロウ・イエ監督が映画化。南京の盲人マッサージ院で巻き起こる人間模様を描く。
視覚障害者の視…
もっと温かいハートフルドラマを想像していたけど、実際は苛酷な群像劇だった。
見えない人たちを主人公にしながらも映画そのものは彼らの欲望も、受ける差別も、肉体的・精神的な痛みも剥き出しで描いていく。…
痛々しい分だけそれは美しく
1秒も見逃してはいけなく涙もでなかった
BUMP OF CHICKEN天体観測よりも見えないモノを見ようとしていて望遠鏡でも見えないものが彼ら彼女らには見えている静寂を…
かつては日本でも、視覚障害者が按摩やマッサージの職につく例は多かった。そうした視覚障害者が生活を共にしながら働き、集団内で恋したり喧嘩をしたりする日々を、手持ちカメラが追いかける。まるでドキュメンタ…
>>続きを読む健常者でも盲人でも、性欲にまとわりかれながら生きねばならないのが気持ち悪いと思ってしまった。目の見えないシャー院長が美しいと言われているからという理由でドゥホンに好意を持ち出す描写に、人間は目が見え…
>>続きを読むこのレビューはネタバレを含みます
感動系かと思って臨むとナイフで突き刺される。
「ねえさん」をどう解釈すればいいか分からなかった。グロい。グロい。
健常者は陰に隠れられるのに、障害者は光に当てられてしまう。そして誰も助けない。終盤タ…