このレビューはネタバレを含みます
【点数】 75点
————————————
「帰る場所は作るものよ」
————————————
【感想】
映画館で観たかった!!!笑
ストーリーはピーターパンの前日譚のような位置付け。彼がなぜネバーランドの住人になったのかを描いたストーリー。
戦下の孤児院で母親の迎えを待つ孤独な少年が空飛ぶ海賊に攫われたどり着いた先はネバーランド。そこに待ち受けるは、島を牛耳る悪の海賊黒ひげ。
原住民や島の仲間たちと力を合わせ、本来の島のあるべき姿を取り戻す。
いや〜アップテンポの部分やそうでない部分も、映像が丁寧に作り込まれていて圧巻でした!本当に映画館で観たかったです。
ストーリー自体はある意味先々が読めてしまう王道モノですが、だからこそ楽しめるところもあると思います。
【みどころ】
なんといってもピーターパンの脇を固めるキャストが皆素敵。
ヒュージャックマンの黒ひげは、ひょうきんな態度の裏に隠した冷徹さがしっかり出されていて良かったですし、ルーニーマーラのタイガーリリーは美しいの一言。意志の強い綺麗な瞳を持ったところが、タイガーリリーを演じる上で「戦士」の役どころにピッタリだったと思います。
しかしなんといってもギャレッド・ヘドランド演じる若かりし頃のフック船長がかっこよ過ぎて。私の知っているフック船長ではないです。笑
なぜフック船長がのちにピーターパン及び島の住人と敵対するに至ったのかまでは描かれていませんが、いずれ観たいと思いますね。