6才のボクが、大人になるまで。のmeのネタバレレビュー・内容・結末

6歳の僕が18歳になるまでの12年間を同じ俳優さんで撮影した作品。
父親達はだめな人ばかりだけど、特に何かとんでもない事件が起こるわけでもなく過ぎていく日常。（実父はチャラチャラしてるけど憎めなくて私は結構好き。イケメンだし）
あぁメイソン。大人になったな。時が経ったなー。
12年って長いようで、色々あったようで、経過してから振り返ると当時あんなに辛かったことも楽しかったことも本当に一瞬の出来事のように感じる。
小さい頃くよくよ悩んだことも大したことなかったりする。
あんなに小さかった子供も、親のいない場所であんな大人びた話をするほどに成長するんだなー。
実家を出て一人暮らしを始めた頃の自分を思い出してなんだか照れくさくなった。親の干渉がなくなって自由を手に入れた若者の。まだまだ子供で、親に守られていたことに気付けていない頃。
姉との距離感も絶妙。仲良くもなく悪くもなく。可愛くもなくブスでもなく…？
メイソンが家を出て行く日の母親の気持ちになってみると、とっても切なかった。
あのセリフが、なんだかリアルで。私にもそんな日がすぐに来てしまうんだろうな。
なんともないストーリーだけど、人ってこうして年を重ねていくんだなと、人ってこうやって育っていくんだなと。
私もメイソンのように愛に包まれ育てられてきたので息子にもたくさんの愛情を注ぎ、一人前の大人に育てられたらと思います。
なんだか色々な感情が湧きすぎて全然レビューが纏められない(･_･;まぁ、後から自分が見て思い出せたらそれでいいってことで…
みてよかった。