6歳の少年メイソンの18歳までの成長を12年かけて撮った作品。
ビフォアシリーズもそうだけど、リチャード・リンクレイター監督が時間をかけて長い歳月を経る映画を作ることに長けていてすごい。主人公とその周りの環境の12年間を違和感なく165分でみせてくれるの、シンプルにすごくないですか。
12年も撮影する俳優選びもある意味賭けだと思うけど、個人的に大好きなイーサン・ホークと相性がいいのもありがとうございますって感じです。笑
この映画を通して、メイソンだけじゃなくて私たちも毎日起こる色々な出来事に大なり小なり影響を受けながら親に見守られて成長してきたんだよ ってことを再認識させられる。“一瞬は私たちを逃さない”っていい言葉だった。
最後まで見届けてから coldplayのyellowにのせて始まる最初のシーンをもう一度観た時、なんともいえない気持ちになった。もう一度観るならば その時は両親とおしゃべりしながら観たいかなあ。
あともう一つだけ。
イーサン・ホークのお父さんっぷりがめちゃくちゃ良かったです……🥺🙏🏻
