こ

パズルのこのレビュー・感想・評価

パズル(2013年製作の映画)
3.0
初めての内藤瑛亮監督作品。観始めていきなりシーンが飛んでラスト10分ぐらいのところになったの気づかずしばらく観続けてた。

かなりブッ込んで濃密な残酷描写(電子レンジのくだりは凶悪)と反比例するかのように野村周平演じる湯浅の内面はスッカスカなように思える。なぜあんなことをするのかが最後まで分からない。そのスカスカっぷりが怖い。夏帆さんは血まみれでも綺麗だった。エンドロールのダンスは良かったけど、本編と関係ないんでただのエキシビジョンみたいな感じもしてしまう。映像自体はいいんだけど。

あと、高橋和也演じる刑事の終盤の屋上での暴れっぷりが、『太陽を盗んだ男』の菅原文太演じる刑事とダブった。あれ、オマージュ入ってるんじゃないかな?最後は犯人と一緒に飛び降りるし。

全体的には、あーうん良かったんじゃないのかな、っていう感じでした。
こ