シソウメ

ターザン:REBORNのシソウメのネタバレレビュー・内容・結末

ターザン:REBORN(2016年製作の映画)
2.5

このレビューはネタバレを含みます

ターザンってジャングルの王って言われてた?
強いゴリラにも負けて、動物と会話できるかも微妙で、敵のおっさんにも簡単に首締められちゃう。

そもそも野生のカン失いすぎだし、それを取り戻していくストーリーかと思いきやそうでもないし。

奴隷解放と繋げたいのはわかるけど奴隷側の重要人物はほぼいないし。

サミュエルLジャクソンはかっこいい役だった。が、野性的な強さのあるターザンと比較するために置いたのならターザンはあんなに人間に苦戦しないでほしい。
人の気配くらい読もうよ。

敵の族長の息子を殺したことに関して対話するシーン。
ターザンは母親同然のゴリラを殺した息子を殺しただけであり、息子が死んだのは正直自業自得。
ちゃんと父親を諭すか、誇りと自然の摂理のバランスで結果族長と相容れず戦うことになるないしもっと落としどころはあったはず。

族長を倒すけど、ターザンは理性があるから殺しはしないとか
「お前が襲ってくるなら容赦はしないが、ただお前の命を奪う理由は今はない」とかなんとか。
「理由さえあれば奪う」って形にしてほしかった。

ターザンがちっちゃく描かれ過ぎている。

都会の生活で妻との性生活もうまくいかなかった野生児が、ネイチャーな生活で野性的な感覚を取り戻して子作りする話
になってしまった。
残念。
シソウメ

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