探求するクマ

パディントンの探求するクマのレビュー・感想・評価

パディントン(2014年製作の映画)
5.0
【ペルーからロンドンを訪れるクマへ】

舟に乗ってロンドンへ行く前に、知っておかなくてはならないことがあります。まず、夕暮れに道で人に会ったらあいさつをしましょう。
「こんばんは」。
会話が途切れたら、天気の話題でつなぐと良いでしょう。
「ひどい嵐でしたわね」。
ちなみに雨の呼び方は107通りもあります。
簡単な礼儀を守ればロンドンの生活は快適です。お風呂が嫌でも、我慢して入りましょう。身だしなみを整えると大人からの印象が良いでしょう。それから、セロテープには近づかないで。ろくなことがありません。
最後になりますが、帽子の中にマーマレード・サンドを忘れないで。非常食になりますから。


【おしりぷりぷりの子グマを自宅に招くことになったブラウンさんへ】

その107センチのどう猛じゃないクマは、とても賢いです。どうか役所に連れていって、追い出そうとしないで。
クマを家に招くときは、まず最初にお風呂の入りかたを教えておくことが肝心です。それから、家に保険はきちんとかけましたか?家にクマがいると災難が起きる可能性が4000%上がります。
どんなに忙しくてもマーマレード癖が酷いクマを一人にしちゃいけません。超美人の女が彼を狙っています。彼女はトム・クルーズもびっくりするほどのインポッセボーなミッションに挑める実力者です。注意して。

追伸
パディントンのおしりを見るだけで、満点の価値があります。特に喫茶店で、体についちゃったクリームを舐めとるためにおしりを突き出して後ろを覗きこむ姿と、ニコール・キッドマンに麻酔を打たれてしまったときのぷりケツが最高です。これからクマ映画を観るときはおしりに注目しようと胸に誓いました。