ぎぎぎ

複製された男のぎぎぎのネタバレレビュー・内容・結末

複製された男(2013年製作の映画)
5.0

このレビューはネタバレを含みます

まだちょっと咀嚼し切れて無いんですけど、最初から最後までめちゃくちゃ興奮しました。

20そこそこしか生きてない自分は既に過去の名作傑作が山程存在している状況で常にアーカイブスの森の中を彷徨っている訳ですが、それってもちろん贅沢で幸せなことなんだけど時々居場所が無いような気がして物凄く焦ってしまう事があったり。
そんな中リアルタイムで、劇場で追っかけられる素晴らしい監督がいるというのは幸せな事だなあ思います。


※映画の感想になってないので追記。
前作プリズナーズもそうでしたが、「日常」と「日常」の裂け目から徐々に全てが「異常」侵食されるまでの手筈が見事過ぎてぶっ倒れ。メインモチーフである「蜘蛛」の意味する所は何だったのか正直一度観ただけでは答えが出し切れないけど、この到底解けそうも無いエニグマを抱えたままああでもねえここでもねえと思いあぐねる事が映画的快楽ひいてはフィクションにおける快楽の最たるモノなんじゃないんかなーと。思いました。
ぎぎぎ

ぎぎぎ