めっちゃ泣いた。
たったの4週間で修了するコースの英会話クラスに入ったのは、いわゆる「ひょんなことから」ではなく、とても切実な強い思いからだった。主人公のシャシだけでなく、クラスの仲間たちもそうなんだと思う。特にあの全然しゃべらない男。以下ややネタバレ。フランス人のローランもモテそうだけど内心は日々コンプレックスを感じて辛かったろう。そんな中ひたむきに頑張るシャシに惚れた気持ち分かるよ。
メキシコ人のおばさんのキャラ最高。みんなで映画を観に行くシーンはそれぞれが自由で生き生きしてて面白かった。席順の妙(笑)
意地悪な人物が3人出てくるが、カフェ店員もシャシの夫も娘もそんなに悪気はないんだろうな。娘は無邪気で幼く生意気が過ぎただけ。夫は若い頃からああやって社会で生き抜いてきたんだろう。夫の母はすごく良い人だから、彼女の息子である夫もまだまだ変われる余地ありかと。カフェ店員は、、忙しくてバタバタしてるのが好きなのかな？恋でもしたら良いんじゃないか。
すべての日本人女性に見て欲しい映画。
私も大人になってからこの作品に出会って良かったなと思う。なんだか心のデトックスができた気がする。
