ありんこ

オキュラス 怨霊鏡のありんこのレビュー・感想・評価

オキュラス 怨霊鏡(2013年製作の映画)
3.5
ティムとケイリーの姉弟が、両親殺害の原因となった呪われた鏡と11年ぶりに対峙する話。
対決過程を録画し、いざ自分たちに何かあったら自動的に鏡が破壊されるよう仕掛けまで用意する念の入りよう。ただ、鏡の力が強力過ぎて、姉弟は幻覚に翻弄され、現実との区別がつかなくなっていく。悲劇のあった家にわざわざ鏡を持ってきたのもあってか、11年前何が起こったかを少しずつ思い出していくティム。現在の怪異と11年前の出来事が並行して描かれていく構成が最初慣れなくて戸惑うが、ラストの悲劇へ突き進んでいくのに、なんとか助かって欲しいと最後まで引っ張る。序盤、なかなか恐怖演出がなくてダレてくるのだが、中盤にある人物が死んだ頃から一気に加速。ただ、いかにも続きを作りたそうな終わりかたに評価ダダ下がりになった。勿体無い。
生爪を剥がす、電球食べて口の中ガラスなど、地味に痛さが想像できそうな場面がヤバかった。姉弟の子役、上手かったなぁ。
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