フィクションとノンフィクションが入り組んだ構成が素晴らしい。
“関西ストリップ界の女王”一条さゆりの公演を軸に、若いストリッパー(伊佐山ひろ子)があの手この手を使ってのし上がって行くストーリーと書くとなんか『イヴの総て』みたいだがそうではない。これは「一人のストリッパーがプロフェッショナルになる」というもので「女のコの自立」と「生き方」の話だ。そう考えるとラストシーンがほのぼのとする。
ちなみに一条さゆりの引退会見場にいる記者は撮影の姫田真佐久。一条とのやりとりもあるのだが、「顔」がいい。この後の神代作品にもちょいちょい顔を出す。
しかし撮影技師が“内トラ”で出ているなんて、初めて観た…
@シネマヴェーラ渋谷(3/27/2015)