B姐さん

赤線玉の井 ぬけられますのB姐さんのレビュー・感想・評価

赤線玉の井 ぬけられます(1974年製作の映画)
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たしかロマンポルノの予算って1000万ぐらいだったと思うが、よくこんな赤線のセットを組めたなあと驚く(ちゃんと2階もあったりする)。
そして監督とカメラマンが「入り口から2階に上がって部屋に入るのをワン・カットで撮りたいなあ」と言ったのを受けた美術の心意気に痺れてしまう。
美術は横尾嘉良(鈴木清順『野獣の青春』、長谷川和彦『太陽を盗んだ男』、相米慎二『魚影の群れ』『セーラー服と機関銃』などなど)
「クマさんと姫田さん(撮影)がそうしたいって言えば、(セットを)作るしかないんだよね」
かっちょいい。

@シネマヴェーラ渋谷(3/18/2015)
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