地震はイヤ

濡れた唇の地震はイヤのレビュー・感想・評価

濡れた唇(1972年製作の映画)
4.0
ふにゃちん青年が奥手の恋人(仁科さん)に物足りず、デートクラブのケバい女(絵沢さん)に性欲をぶつけるが…

てっきり、青年と仁科さんの物語だと思ったら…ケバ女との愛の物語でした。初めはこの女がヒロイン?と、苦虫気分でしたが良薬は口に苦し、実は味わい深い素敵女優さんでした。田舎のノーブラセーター乳首ぽっち姿の女優さんも良かった。
心臓音2度聴き〜人工呼吸シーン辺りから引き込まれた。

監督のポルノ転進1作目のヒロイン、絵沢さん。
舞台、ロマン、一般作数多く出演し「脱ごうと脱ぐまいと、そのバイタリティ溢れる演技で、若い映画人達を良き姐御ふうに支え尽くしてきた」とキネマ旬報。

「恋人たちは濡れた」や過去見た作品にも出演してたんだな…と今頃気がついた。全く見る目無し