とどのまつり

四畳半襖の裏張りのとどのまつりのレビュー・感想・評価

四畳半襖の裏張り(1973年製作の映画)
4.5
何たる傑作。構図も色もキマってる画には力があって引き込まれる。人力車並走といい、ラストの追っかけといい走るところ良い。大正アナーキーとロマンポルノの親和性。セカイ系に通ずるものも感じたり。
宮下順子はもちろん良いのだけれど、それを完全に食ってる絵沢&芹コンビ。途中から芹明香の気の抜けた「はぁい」を待ってる自分がいた。