四畳半襖の裏張りの作品情報・感想・評価・動画配信

『四畳半襖の裏張り』に投稿された感想・評価

ENDO
4.0

置き屋のバトル。順子さんと英明がずっとまぐわってる。絵沢さんが裏で場を掌握する。並走する人力車のドリーが凄い。最期はもう大正とか関係なく、自動車が映り込もうが走る動作こそが命。芹さんが汗だくでやって…

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永井荷風『四畳半襖の下張』を神代辰巳が脚色監督した、究極の性描写の傑作。独特の時間の解体による、女郎と客の絡みの描写。表情、体位、会話。
3.8

終わり方やべーそこで終わる??って驚いたけど、寸止めされるとまだ続きがあるかもしれないと思わせられていいかも。ハエ取りだったり笛吹膣トレだったり号泣セックスだったり笑わせてくれてありがとうございます…

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3.8

ロマンポルノというより、一見ポルノでありながら文芸作品と呼べる面白さ
というよりこれこそが神代作品の醍醐味であるのかも知れない(初なので)
すべてのカットが只者ではない画角と編集で、濡れ場からのカッ…

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filmarksで「四畳半」と打つと某森見作品ではなく、この作品のほうが上に来るのが滑稽。

毛品のある下品さ。同時にいろんなことが起きてるとそれだけでおかしさを覚えるのは、映画的視覚体験は基本あり…

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SN
3.6
男は顔より、金

変動する不可抗力な社会の前で
金があるやつは女を抱き続け
金が無いものは女を捨て戦争に行かねばならない

ブルーフィルムのように個人的な場所においてでもなく、DVDやエロ動画のように開始時間の概念すらない媒体でもなく、いわば決まった場所で決まった時間に決まった番組、しかも中身が10分に1回の濡れ場の反復…

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3.5

舞台は四畳半と狭いけれど、その中で大正時代を浮かび上がらせていく演出が圧巻。そして男女はひたすらエロいことをやりたいのに、時代はそんなことを許してはくれずただ翻弄されるのみ。それを悲劇と喜劇をない交…

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大島渚監督が「愛のコリーダ」制作のために参考にしたという。
大正時代の米騒動やシベリア出兵などを絡めて世情の不安定を描きつつ、男と女のあれこれを見せつける。
宮下順子の艶っぽい演技、山谷初男の命を賭…

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3.5

1973年製作公開。原作永井荷風。脚色監督神代辰巳。1974年の春公開された『卑弥呼』の伴映としてATG系の劇場で観た記録がある。春休みに川崎駅ビル文化まで出掛けたのでした。この番組の組み合わせって…

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