じーみぃー

ディクテーター 身元不明でニューヨークのじーみぃーのレビュー・感想・評価

3.5

ちょっとやりすぎじゃない?(笑)

北アフリカに属するワディヤ共和国(架空)のトップに君臨するアラディーン将軍は核開発に粛清に、と大忙し。絵に書いたような独裁者である。しかし、ある日訪れたニューヨークで何者かに身ぐるみを剥がされトレードマークの髭もむしり取られてしまった。彼のことをアラディーンだと気付く人のいない世界で彼はどのように生きていくのか。


冒頭に出てくる「金正日に告ぐ」で姿勢を正され、その後に過激なブラックジョークの数々で目が回ってしまうこと間違いなし!!
最初はそんなアクの強い雰囲気に戸惑っていましたが、段々楽しめるようになっていました。この数々のブラックジョークに面白みを見出せる国民で良かった。(笑)
出身によっては全然笑えないような描写も多数あり、放映禁止の国があることにも頷けるような。
それでも、そんな国の人にこそ観てもらいたい作品でもあるなと思います。

本人役で、エドワード・ノートンが出てました!現場からは以上です!