sachikonakamoto

いま、輝くときにのsachikonakamotoのレビュー・感想・評価

いま、輝くときに(2013年製作の映画)
4.5
ずっと見たかったやつ、ようやく見られました…

先生に「大人になるっていいこと?あなたは幸せ?」と問うマイルズテラーの、やりたいこともやるべきことも分からない無気力な若者の姿、ティーンムービーのヒーローかと思っちゃったよ…
記憶では美化されていた父親の現実のどうしようもない姿や、その父親の悪いところを投影したような自分に落胆してよりダメになってしまうマイルズテラーがたいへんグッドです。
この人は、一見相反するようなダメダメうつろキッズとパーティーキッズのどちらもばちっとキメてくる三枚目なのが最高…サターは両方の側面を持つキャラクターだから特に嵌った印象。

親身になってくれる彼女やバイト先のおじさん、ダメ人間の父親、息子を愛している母親、どんどん大人になってしまう元カノ…など、愛すべき青春映画の登場人物がこれでもかと詰め込まれていて、お手本みたいだったね。
真面目な彼女がちょっとずつ悪くなっていくの、見ていてかなりヒヤヒヤした…
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