黛雅俊

呪怨 終わりの始まりの黛雅俊のレビュー・感想・評価

呪怨 終わりの始まり(2014年製作の映画)
2.3
幽霊モノの映画でも日本は海外に比べ、理不尽に呪い殺されることが多く、精神的に恐怖を感じるとよく言われますが「呪怨」という作品はその極みである。
三池監督から落合監督に変わってどうなるのかと思っていましたが、良くも悪くもいつも通りの呪怨で、デシャヴシーンも多々あり、少し懐かしい気持ちになりました。
ただ、今回の作品はさほど怖くありません。伽倻子に不気味さが感じられなかったのが原因かもしれません。俊雄クンに関しては、ふいに出てくるパンイチ姿に、僕はいつも気が抜けます。
その代わり、佐々木希の表情の演技は想像以上。ラストシーンでの色んな感情が入り身だった表情はすごくグッとし、女優としての佐々木希の今後を期待させてくれます。
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