このレビューはネタバレを含みます
『お前がどれだけ軽い銃を使おうが知ったこっちゃ無いが、俺に言わせりゃロマンに欠けるな。』
LUPIN THE ⅢRDシリーズの1作目。
小林清志さんが御勇退なさったと聞き、次元の声を聴きたくなり鑑賞。
ストーリーや雰囲気は全体的にハードボイルド路線で、近年のTVシリーズとはまた違った“大人なルパン”作品。
作画や音楽も渋くて非常に良い。
この作品はとにかくルパンと次元がかっこいい。
ポップでコミカルな感じはあまりなく、クールな二人が始終描かれている。
終盤の煙草のシーンなんかは、思わずニヤついてしまうほどのかっこよさでした。
次作以降に続くような話の締め方ではあったものの、1つの話として綺麗にまとまっていた印象。60分弱という尺もちょうど良い。
ラストでマモーが出てきたのだけど、複製人間(未視聴)に話が繋がっているのだろうか。観なくては。
(不二子ちゃん対敵メカのローション相撲シーンで少し笑ってしまいました。)